2019/10/9 U-NEXT検討

9418 USEN-NEXTの決算が10/10なので、改めておさらいメモ。

10/8 15:00時点のデータです。

分析とかやったことないので、とりあえず思いついた数字並べて検討していきます。

 

■株価関連

株価:835

時価総額:501.5億

PER:8.4

信用買残:109.4万株 (発行株数6006万 発行株比:1.8%)

信用売残:0

⇒PERが低いような… 売られている理由は謎。(調査不足。配当なくなったのが要因?)

 チャート的には買い。

⇒⇒調べなおしました。無配→分売(2%の流動性アップ)のコンボで株主の信用失った感じでしょうか。

  ただ、ふたを開ければ業績到達。中計も出して先行きの説明もしっかりしているので、ワンちゃん無いですかね?

 

■決算関連

・予想

売上高:170,000

営業益:8,000

経常益:6,500

ROE:34.44%

ROA:4.49%

ROEなんでこんなに良いの?(よくわからん)

 

・3Qまで実績

売上高:128,390(75.5%)

営業益:6,198(77.5%)

経常益:5,279(81.2%)

⇒通期業績はクリアできそうなラインに見えます。

 今期は織り込んでいるとすると、来季予想はみんなあまり期待していない?

 

■来期予想

四季報予想では、下記となっています。

売上高(予):192,000(+12.9%)

営業益(予):8,350(+4.4%)

経常益(予):7,350(+13.1%)

 

■中期経営計画

2019/6/6の計画では、

2022/8月期(3か年後)の計画が、

売上高(予):230,000(+35.3%)

営業益(予):10,000(+25.0%)

経常益(予):9,000(+38.5%)

 

2024/8月期(5か年後)の計画が、

売上高(予):270,000(+58.8%)

営業益(予):13,000(+62.5%)

経常益(予):12,000(+84.6%)

 

⇒これを達成するには、

売上高ベースで年10%成長。

経常利益ベースで年13%の成長が必要。

⇒⇒現状の売り上げ営業利益率が5%程度のため、8%程度に引き上げる必要がある。

  ストックビジネス主体であれば、自然と利益率は良くなる?

 ⇒⇒年成長10%の企業と思うと、そこまで旨味はないのかも。。。

 

■セグメント別

2018/1-6のデータと、2019/3Q累計を比較し、成長率を検討した。

 

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業績分析

⇒これだけを見ると中期経営計画の達成は簡単に見えるが…

 単に連結で大きくなっただけ?

⇒⇒セクタ別にカタリストがあるかを検討してみた。

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セクタ別のメモ

店舗サービス業、業務システム、コンテンツ配信はまだまだ伸びそう。
この3つで売り上げ構成比率は70%近いので、伸びれば結果も伴うはず。

 

■結論

まだまだ深堀が足らないが、下記を理由にすると、持ち越してみてもいいのでは?と考えています。

・ストック型ビジネスに寄せていること

・シクリカルであること

・コンテンツ配信事業の販管費がなくなれば10%程度業績が上がりそうであること

・エネルギー事業の伸びは見過ごせないこと

USENの名前はダテじゃなさそうであること

 

■疑問

なんでこんなに業績伸びてるの?ってとこがまだ納得できてないですね。

自然と伸びてる割には中期計画に入っていないのが謎。